大隅キャスターのブログ
2022/11/14

木枯らしについて

きょう(月)は、晴れても北風が冷たかったですね。
大阪管区気象台は、「木枯らし1号がきのう、近畿地方で吹いた」と発表しました。
そこで、「木枯らし」についてみていきます。
「木枯らし」は、晩秋から初冬にかけて木の葉を吹き散らす冷たい北よりの強風のことです。
冬の季節風の先陣としても知られています。

気象庁では、東京地方と近畿地方のみ、「木枯らし1号」を発表しています。
近畿地方の条件です。
期間は、二十四節気の「霜降」から「冬至」までで、今年は、10月23日から12月22日までになります。
気圧配置は、西高東低になること。
そして、北よりの風が吹き、最大風速が8メートル以上になることです。

東北地方では、「木枯らし」の発表はもともとありません。
その理由を気象庁に聞いた所、北国は季節の進みが早く、この時期は、既に葉が落ちているため、発表はしないということです。
正式な発表はありませんが、実際に、きょう(月)は、盛岡で8メートル以上の北風が吹いたので、「木枯らし」が吹いたと言えます。
あす(火)は、天気は下り坂です。
夕方以降は内陸から雨が降り出し、夜は広い範囲で雨が降る見込みです。
お帰りが遅くなる方は雨具を持ってお出かけ下さい。