茨城 古河の中1 スケボー長谷川瑞穂選手パリ五輪選考大会で3位
- 2024年03月04日
茨城県古河市の中学1年生で13歳の長谷川瑞穂選手が、パリオリンピックの代表選考の対象となるドバイで行われたスケートボード、パークの国際大会で3位に入りました。
長谷川選手の決勝 見逃し配信:3/11(月) 午後7:00 まで
ストリートとパークの2種目が行われるパリオリンピックのスケートボードの代表選手は、対象となる国際大会で得られるポイントに基づく世界ランキングで決まります。
このうちのひとつとなるパークの大会は、3日、UAE=アラブ首長国連邦のドバイで決勝が行われました。
パークは、すり鉢状のコースを45秒間滑って技の難度や構成などを競う種目で3回のランのうち最も高い得点を競います。
初の選考大会決勝で3位
女子では古河市の中学1年生の長谷川瑞穂選手がオリンピックの選考大会で初めて決勝に進みました。長谷川選手は1回目で、スピードのある滑りから高いエアを次々と決めて88.91をマークし、3位に入りました。
長谷川選手は13歳。去年4月に笠間市で行われた日本オープンで優勝し、去年11月の日本選手権で2位に入っています。
パリに行けたら?「おいしいご飯を..」
決勝にのぼれたことも自分では実感がわきませんでした。自分のしたいこと、それとフルメイク=最後まで滑りきることを目標に頑張りました。
パリオリンピックも視野に入ってきますか?と聞かれると、笑顔でこう応えていました。
いけたらおいしいご飯食べたいなって感じです
草木ひなの選手は準決勝を棄権
今回の大会、優勝はスペインの選手で、東京オリンピック銀メダリストで15歳の開心那選手が2位、この種目の東京オリンピック金メダリスト、四十住さくら選手は6位でした。一方、世界ランキング2位でつくば市の草木ひなの選手はけがの影響で準決勝を棄権しました。
スケートボードのパークのオリンピック代表選考は残すところ5月と6月に行われるアーバンスポーツの予選シリーズ2大会のみとなり、今大会終了後の世界ランキングに基づいて、男女44人ずつが予選シリーズに進みます。