レシピ紹介 茨城 涸沼の寒しじみ 天ぷらも!うまみ凝縮
いばメシ!コーナーで魅力をたっぷり紹介
- 2024年02月29日
涸沼の「寒しじみ」おすすめメニューを紹介。大洗町・茨城町・鉾田市に面する涸沼は、全国で3番目に漁獲量の多いしじみの産地です。しじみのさっぱりとしたコクを生かしたおすすめレシピを紹介します。
(水戸放送局 キャスター 三島早織)
NHKプラスで見逃し配信:3/7(木) 午後7:00 まで
茨城県内44市町村をまわりおいしいグルメを紹介する「いばメシ!」。
今回は、涸沼の寒しじみです。
涸沼は、川の水と海水が入り混じり養分が豊富なため、しじみの生育に適しているのです。
漁は年中通して行われますが、今の時期にとれるものは「寒しじみ」と呼ばれ、寒さをしのぐため栄養を蓄えて身が太っていて、さっぱりとしたコクがあるのが特徴です。
おすすめレシピその1:寒しじみのみそ汁
おすすめレシピその2:寒しじみの土鍋ごはん
おすすめレシピその3:寒しじみの天ぷら
おいしい寒しじみの見極めポイント
- 色艶がいい
- 真っ黒
涸沼でとれたしじみは、近くの直売所のほか、首都圏などへ出荷されるということです。
詳しいお問い合わせ先
大涸沼漁業協同組合 029-293-7347
取材後記
真っ黒で照りのある、寒しじみ。貴重で美しいことから「涸沼の黒真珠」と呼ばれています。
漁は、水温1度の水に入り、重さ10キロにもなる漁具を操る重労働ですが、漁師の石嵜さんは「筑波山や水鳥の姿を見ながら、豊かな自然の中で行う漁は楽しい」と笑顔で話していました。
寒しじみの身はぷっくりしていて、濃厚な味。出汁が出るので料理の味付けは最小限で構いません。
取材をした日はとても寒かったですが、涸沼の自然の恵みを堪能し、心も体も温まりました。