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想像してほしい “声を上げられなかった” 私の気持ち【vol.19】

“高校生のころ、通学電車で毎日のように痴漢に遭いました。恐ろしかったし、ばかにされたようで、悔しかった・・・。”

このページに寄せられたメールです。
警察庁の調査(2010年)では、被害に遭ったことのある女性のうち、警察などに相談・通報できたという人は1割弱。ほとんどが泣き寝入りしています。男性が被害に遭うケースも少なくありません。

メールを寄せた女性は、現在30代で3児の母。「いま無邪気に笑っている子どもたちが、歪(ゆが)んだ認識によって、いつか被害者や加害者になってしまわないためにも」と、胸のうちを語ってくれました。

↓↓↓記事はこちら↓↓↓
https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/165/index.html
※記事では、被害の実態を伝えるため、ご本人の承諾を得た上で、痴漢行為の具体的な内容に触れています。フラッシュバックなどの症状がある方はご留意ください。

痴漢行為について、あなたはどう思いますか?意見や考えをお寄せください。

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みんなのコメント(3件)

40代 女性
2019年10月4日
痴漢は「抵抗できなさそう」な人を外見で選んでいるので狙われやすい人が集中的に被害に遭います。選ばれてしまうとビックリするほど痴漢が多いことに気づく。目をつけると次の日も待ち受けているので癖になっているのでしょう。抵抗すると2回くらいで諦める。けれどすぐに次の痴漢が現れる日替わり状態。世間は痴漢を軽い犯罪だと思っているようですが、自分自身の性を軽く扱われて平気でいられるかどうか考えて欲しいです。
女性
30代 女性
2019年9月27日
被害者の声だけじゃ分からないと思うんです。ニュースの製作陣もアナウンサーの方も、女性だけでなく男性も、被害者と同じ事を他人から受けてみてもらえませんか?
「痴漢の実体験」と言う形式なので、犯罪ではありませんし、予告なく被害を受けた被害者よりも、恐ろしいことは少ないでしょう。
どれだけ不愉快を超えた酷い事なのか、体験して下さい。貴方達が知って下さい。
オフィシャル
「性暴力を考える」取材班
ディレクター
2019年10月1日
女性さん、コメントありがとうございます。

今回の記事を書くにあたり、わたし以外のディレクターやプロデューサー、スタッフなど、世代や立場を超えて、痴漢被害の体験を打ち明けあう機会に恵まれました。そのなかには、男性もいました。大切なのは、痴漢という卑劣な行為を誰かひとりの個人的な経験にとどめずに、解決すべき社会の課題として、“見える化”することだと考えています。引き続き、さまざまな視点から取材を続け、発信したいと思います。ぜひ、ご覧いただけたら うれしいです。