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【ブログ】藤原、貸してみたin保育園 おすすめシーン!

スタッフが語る 番組の舞台裏!
  • 2024年04月26日

2024年4月放送の「藤原、貸してみたin保育園」。この記事では、自身も2児の父である担当ディレクターが、注目してほしい「おすすめシーン」をご紹介します!

藤原アナの奮闘 NHKプラスで放送後2週間 見逃し配信!

藤原優紀アナウンサーの冠番組「藤原、貸してみた」の第4回「保育園編」。ご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。今回は藤原アナが「貸した藤原、見てみた」でも話しているように、ディレクターの私も思わず「ギブアップもありだよ」と言ってしまうほど、大苦戦の現場になりました。
それでも最後まで頑張った藤原アナ。ラストはクルーも保育士のみなさんも、全員が涙、涙…
「見逃してしまった!」「もう一度見たい!」という方は、
5月10日(金)午後7:57まで
ぜひ下記画像クリックでご覧ください↓

画像をクリックすると見逃し配信が見られます!
【5月10日(金)午後7:57まで】

モテモテ(ただし1日限定)の藤原アナ

最初のおすすめシーンは、子どもたちにモテモテの藤原アナの姿です!
実はロケを始める前、園児とふれあえるのをとても楽しみにしていた一方、こんな弱音も吐いていた藤原アナ。

藤原アナ

私は兄弟の末っ子で、子どものころから年下の子と接した経験があまりなかったんです。地域のコミュニティセンターで遊んでいたとき、友達には小さい子が寄って来るのに、私の周りにだけ寄って来なかったという苦い思い出も…

楽しみ半分、不安な気持ち半分で臨んだわけですが、ふたをあけてみると…
ご覧の通り初日はモテモテ

藤原アナ争奪戦
立っているだけでみんなが寄ってくる!

番組でもそのモテっぷりはご覧いただきましたが、ここでは本編に収まりきらなかったモテエピソードをご紹介しましょう! 

① 男の子から突然のプロポーズ!
藤原アナが自己紹介をした直後、ある男の子が突然大きな声で
「結婚したい!」
なんという直球勝負。「男らしい!」と思ってしまいました。ちなみにその男の子は、藤原アナが寝かしつけに挑戦し、ぱっちり目覚めさせてしまった子です。こんな背景を知って寝かしつけのシーンをご覧になると、また味わい深いものがあるのではないでしょうか(笑)

「結婚したい!」

② 泣くほど一緒にいたい!
初日の給食の時間、突然泣き出す女の子が。保育士さんが教室の外へ連れ出し、なぜ泣いているのか聞いてみると…
「藤原さんと一緒に給食を食べたいの…」
実にかわいらしいですよね。その日は特別に、藤原アナが隣に座って給食を食べました。

「藤原さん大好き」な女の子と 並んで給食

この「藤原ブーム」も、2日目には跡形も無くなっているわけですが…(笑)
最初はお客様でしかなかった藤原アナが、次第に「先生」として子どもたちに受け入れられていく様子にも、ぜひご注目ください。

さすが!ピアノ教師の娘

つづいてのおすすめは、保育士の基本、「ピアノ伴奏」のシーンです。
藤原アナの特技はピアノ、ということは事前に把握していたので、初日にいきなり弾いてもらいました!ピアノ教師の娘ということもあり、うろたえながらも初見で弾くのはさすが!でしたが、ディレクターとしては正直、ちょっとくらい失敗してもらいたかった…(笑)

「チューリップ」をピアノで伴奏する藤原アナ

前日に居残り練習をして臨んだ、最終日のピアノ伴奏。実は予想外のアクシデントがあったんです。「きょうこそみんなの顔を見ながら、歌詞もリードして…」と意気込んでいた藤原アナ。弾き始めた直後…楽譜が譜面台からするり。ずり落ちかけてしまうのです!カメラマンと私でとっさに押さえたものの、その瞬間、楽譜が見えなくなったことは確実…「まずい!」と思った私。しかし慌てることなく、弾き間違えることもなく、ピアノを弾き続けた藤原アナ。居残り練習の間に暗譜までしていたとは!驚きでした。

わずか4日で難題に挑む藤原アナ

難しい目標に挑む藤原アナの姿も、大きなみどころ。
私も2児の父、ひとりふたりの幼児の面倒を見るだけでも大変なのに、子育て経験のない藤原アナがわずか4日で「担任の先生になる」のは、正直難しいのではないかと思っていました。実際2日目が終わった時点で、「今回はギブアップのパターンも考えておいた方がいいかもしれない」と感じ始めていました。

そして迎えた、3日目(クラス担任1日目)。予想通り、いや予想以上に子どもたちが言うことをきいてくれない。みるみる苦しい表情になっていく藤原アナを見て、さすがに過酷すぎるかもしれないと、撮影を一時中断。すると藤原アナが、文字どおり「ひざを抱えて」悩み始めたのです。

ひざを抱えて悩み始める藤原アナ

今までどんなことがあっても、「アナウンサーなので、伝えます!」と自分を奮い立たせていた藤原アナ。そんな藤原アナが、ひざを抱えてため息をつき、ぽつりぽつりと心の声をつぶやき始めたこの瞬間、現場スタッフ全員が直感しました。

「これはカメラを回すべき!」

私たちはそっとRECボタンを押し、藤原アナの話を聞きました。
正直、私たちは話を聞くことしかできません。保育士のリーダー・羽中田先生から最良のアドバイスをもらえなければ、あのままミッションを終了していたかもしれません。
壁にぶつかり、挫折し、まわりの人の助けを借りて再び挑んでいく。そんな藤原アナの姿は、新年度、新しい環境で悩みや不安を抱えている人にもぜひ見ていただきたいシーンです。

撮影クルーも涙!のサプライズ

なんといっても一番の見どころは、エンディング。どん底まで落ち込んだ藤原アナを見ていたからこそ、私たち撮影クルーも本当に感極まるものがありました。
そんな感動の場面には、4日間一緒にがんばってくださった先生方の思いも詰まっていました。

①サプライズプレゼント
先生方と保育園のみんなが用意してくれた、サプライズのプレゼント。私たちもまったく知らされていなかったのですが、おそらく準備を始めたのは当日の昼過ぎ。全園児との集合写真に、折り紙で作ったかわいいチューリップなどのデコレーション、そして園児直筆のメッセージ。こうしたステキな手作りプレゼントを用意できてしまう保育士さんの愛情とパワーにも、脱帽です。

サプライズプレゼントに涙腺崩壊の藤原アナ

② 全園児を集めた花道
担任をさせていただいた年長組のみんなとハイタッチでお別れし、教室を出ようとしたら…。
なんと廊下にまで園児が並んでいる!
保育園の全クラスの子どもたちが、花道を作ってくれていたんです!
撮影スタッフは慌てて走って花道の最後列に移動!なんとか、涙を拭きながら園児たちとハイタッチする藤原アナの姿を押さえることができました。

全園児が作る花道を歩く藤原アナ

毎年、学芸会や演奏会を作りあげている保育士さんたち。日ごろから園児たちを楽しませようと創意工夫して過ごしているからこそ、こんなにステキなセレモニーを作れるのだろうと感じました。

おかげさまで藤原アナだけでなく、現場スタッフも涙、涙の撮影になりました!
本当にありがとうございました!

ほかにも、Webコンテンツでは番組の裏話制作の舞台裏を、藤原アナやスタッフが赤裸々に語っています。こちらの一覧からお楽しみください↓

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