【NHK全国学校音楽コンクール】高知県コンクールが開催！

90回目を迎える「Nコン」

NHK全国学校音楽コンクール「Nコン」は1932年に始まり、ことしで90回を迎えました。

高知県コンクール

8月2日に高知市文化プラザかるぽーとで開かれた高知県コンクール。

県内の小学校と中学校、高校からあわせて12校・11団体が出場。
ことしは4年ぶりに観客を招き、児童・生徒はマスクを着けずに歌いました。

こちらは、本番前の練習です。

発声やパートの練習をして、全員で音の確認をしていました。
どの学校も最後の最後まで完成度を高めようと一生懸命でした。

小学校の部には3校が出場

小学校の部の課題曲は「緑の虎」。児童文学作家の廣嶋玲子さんが作詞しました。
この曲には、子どもたちに“空想の世界を大きく広げてほしい”という思いが込められています。

子どもたちは会場に澄んだ歌声を響かせ、練習の成果を発揮していました。

中学校の部

中学校の部には合同で参加した学校を含め、6校5団体が出場しました。

課題曲はOfficial髭男dismの藤原聡さんが作詞・作曲した「Chessboard」。
藤原さんからは「同じ時代に同じ盤上にいる同士であるみなさんに、幸せがたくさん降り注ぎますように。悲しみを乗り越え、振り向くと、それさえも幸せに変わっていきますように」というメッセージが寄せられています。

みなさん、表情豊かに歌っていて心に響く歌声でした。
本番を終えた生徒たちは「マスクを外してみんなと歌えてうれしかったです」とか「歌に自分たちの思いを乗せることが出来ました」などと話していて、充実感にあふれている様子でした。

高校の部

高校の部には3校が出場。

課題曲は劇団ひとりさんが作詞した「鳥よ空へ」です。
“別れる瞬間のそれぞれの思いが歌詞になっている”という曲をしっとりと歌い、美しいハーモニーで観客を魅了していました。

審査員からも「どの高校もすばらしく審査に迷った」と高い評価を受けていました。

それぞれの部で金賞に選ばれた学校は高知県代表として8月29日と30日に松山市で行われる四国ブロックコンクールに出場します。

高知県コンクールの模様はラジオ＆テレビで！

高知県コンクールの模様はラジオFM放送で8月26日(土)午前9時からお伝えします。
総合テレビでは、「こうちいちばん」で8月10日(木)から出場した学校を1日1校ずつ紹介する予定です。
お楽しみに♪