あすはサッカーもバスケもNHKで！ Jリーグの予想先発と両解説の見どころをご紹介！

こんにちは、アナウンサーの中原真吾です。ますます寒くなってきましたね。

あすはJリーグ「コンサドーレ札幌VSサンフレッチェ広島」を総合テレビで午後１時５０分から（北海道と広島県向け）、
Bリーグ「レバンガ北海道VS広島ドラゴンフライズ」をBS１で午後７時から生中継します。

札幌放送局勤務で広島県出身の私。
勝ってうれしいのはどちらかと言うと…
いやいや、両チーム公平にお伝えしますよ！！！

私はJリーグの実況を担当します。
あすを入れて残り３試合のＪ１リーグ。
コンサドーレは現在１３位。前節の勝利で７年連続のＪ１残留を決めました。
サンフレッチェも前節勝利して４位に浮上。さらなる上位進出をめざして札幌ドームに乗り込みます。

解説は
コンサドーレのＯＢ、河合竜二（かわい・りゅうじ）さんと、
サンフレッチェのOB、佐藤寿人（さとう・ひさと）さんのお２人。

そこできょうは明日の試合の予想先発と、お２人が語る試合の見どころをご紹介します。

では予想先発から。

まずコンサドーレ札幌です。

きょうの練習取材をもとに予想しました。
前節と同じメンバーです。
小柏とスパチョークは全体練習に合流はしていましたが、きょうの練習では別の色のビブスをつけていました。

続いてサンフレッチェ広島です。

全体練習に合流したマルコスジュニオールが３試合ぶりに先発に復帰と予想します。
サンフレッチェは、NHK広島放送局の鳥山圭輔（とりやま・けいすけ）アナウンサーが取材してくれました。

鳥山アナウンサーは私の同期です。
ひとつ前の勤務地がわたしが松江局、鳥山が鳥取局ということで山陰同士、深い付き合いがありました！

サンフレッチェは1試合平均のクロス数が20.3とJ１リーグでトップです。
コンサドーレのペトロヴィッチ監督はきょうの取材で、

「今シーズンの開幕戦で対戦した時もクロスやセットプレーに苦しめられた。
ゴール前に危険なクロスを上げさせないためにディフェンスラインが下がり過ぎないことが大事。最後まで体をつけてシュートさせない守りが必要だ。」と話していました。

それを踏まえて、
両解説が語る見どころです！

まず河合竜二さん。

「注目は浅野しかいないと思っている。スピードで裏を取って勝負する選手だと思っていたが、それだけではなく周りも使える選手。左足のフィニッシュの精度も高いし、期待したい。それと札幌は広島の前からのハイプレスをどれだけはがせるか。GKの高木とDFの連携が大事になってくる。」

という話でした。

それに対して、佐藤寿人さんはこちら。

「両チームのフォーメーションが同じのいわゆるミラーゲームになる。
　鍵は、後ろから前にボールを運ぶこと。
　広島では、佐々木と塩谷。札幌は田中と荒野がカギになる。
　前にボールを運ぶ中で、タイミングの“ずれ”を活かせるといいのでは」

という話でした。

あすの中継では、古巣対決となる札幌の浅野選手の左足と、両チームのビルドアップに注目していきたいと思います。

お楽しみに！