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まさかのあの選手も札幌に!UCHIYAMA CUP観戦記

  • 2023年9月12日

プロテニス選手で札幌市出身の内山靖崇(うちやま・やすたか)選手が創設したテニスの国際大会「UCHIYAMA CUP」。
選手たちの熱戦を一目見ようと、テニス歴20年の私も会場に行ってきました。 

内山選手は
男子テニスのシングルスでは、4年前に自己最高の世界ランキング78位をマークしています。
いまも現役でプレーしていて、実は今月16日からイスラエルで行われるテニスの国別対抗戦デビスカップ「日本対イスラエル」の日本のメンバーに選ばれています。
その多忙なスケジュールの合間をぬって、故郷の札幌に一時的に凱旋(がいせん)。
大会の運営をしながら、時には駆け寄ってくるテニスファンの子どもたちの写真撮影やサインに応じていました。

この日は男子シングルスの決勝が行われていました。
第4シードの関口周一(せきぐち・しゅういち)選手と、ノーシードで勝ち上がってきた住澤大輔(すみざわ・だいすけ)選手の対戦。
写真でもわかりますが、この平岸庭球場は周りに遮蔽物があまりありません。
さらに少し高いところにあり、風が頻繁に吹きます。
決勝も試合途中から風が吹く中でしたが、関口選手が持ち前のフットワークを生かしてミスの少ないテニスを披露し、6-1、6-4のセットカウント2対0で勝ち、優勝を果たしました。

驚いたのはこのあとです。
表彰式後のトークショー。
「このあとは内山選手と西岡良仁(にしおか・よしひと)選手のトークショーです!!」
とアナウンスがあると、西岡選手が会場にサプライズで姿を現しました。

西岡選手は現在男子シングルスで世界ランキングは46位。
ことし6月にはキャリアハイの世界24位を記録するなど、日本のテニス界をけん引しています。
突然の西岡選手の登場に、帰りかけたお客さんも歓声を上げながら席に戻っていました(笑)

トークショーでは、
内山選手は、「小学3年生のときに初めてテニスの試合に出たときの会場がこの平岸庭球場だった」と懐かしんでいました。
西岡選手は、「プロの選手のプレーを見て、どうやったら真似ができるか考えてみてほしい」と子どもたちにエールを送っていました。

私も学生の時にこんな機会があったら必ず参加していたと思います。

大会は2週目に入り、今週も熱戦が繰り広げられています。
テニスファンの方はぜひ足を運んでみてください!

先週の大会の様子はこちらからどうぞ。

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