だまされんDO!手口解説 預貯金詐欺
- 2023年1月13日
道内で相次ぐ特殊詐欺。被害は過去最悪のペースで増え続けています。「預貯金詐欺」について解説します。
預貯金詐欺とは、おもに不安をあおるようなうその話をしてキャッシュカードやクレジットカードをだまし取る手口で、電話口に警察官や金融機関の職員などさまざまな職業の人物が登場するのが特徴です。
例えば、警察官をかたる電話の場合、「詐欺の犯人を逮捕したらあなたのカードが犯罪に使われていた」とか、「あなたのカード情報で不正に預金が引き出されている」などが常とう句です。
自治体の職員になりすました場合は「医療費の還付金があるが振り込めないのでカードを作り直す必要がある」。
また、デパートの店員を装った場合は「あなたのカード情報で高額な買い物をしようとしている人がいる」などと、とにかく、あの手この手でだまそうとしてきます。
いずれの方法でも、詐欺グループのメンバーが自宅に現れ、暗証番号を聞き出したうえでカードをだまし取ってしまうのです。
警察官や銀行員、デパートの店員などがカード類を受け取りにくることは絶対にありません。
不安をあおるような電話を受けたらカードを狙った詐欺を疑ってください。