【解説】統一地方選挙後半戦告示へ 注目選挙の構図はどうなる？
- 2023年4月14日
“春の政治決戦”統一地方選挙。16日、後半戦がスタートします。注目選挙の構図はどうなるのか？ （札幌放送局 内匠彩果）
※取材情報は14日時点です。
統一地方選挙、後半戦では、まず、11の市長選挙と26の市議会議員選挙が次の日曜日、16日に告示されます。
そして、35の町村長選挙と100の町村議会議員選挙が来週火曜日、18日に告示されます。
後半戦、道内で行われる選挙は全国の都道府県で最も多い172にのぼります。
【まとめ】統一地方選挙 後半戦は？
注目選挙の構図はどうなるのか？詳しくみていきます。
函館市長選挙 現職と新人 １対１の対決か
函館市長選挙は、現職と新人、１対１の対決となる見通しです。
４期目を目指す現職の工藤寿樹氏に新人で市の元部長の大泉潤氏が挑む構図です。かつて上司と部下の関係にあった２人による論戦が繰り広げられます。
NHK函館発 函館市長選挙特設サイト
函館市長選挙 戦いの歴史 最近の選挙結果は
室蘭市長選挙 現職に新人２人が挑む構図か
室蘭市長選挙は、４期目を目指す現職の青山剛氏に、元市議会議員の小田中稔氏、元道議会議員の川畑悟氏の２人の新人が挑む構図となる見通しです。
現職の３期12年の市政運営に対する評価が最大の争点となります。
夕張市長選挙 現職と新人 １対１の対決か
夕張市長選挙は、現職と新人による１対１の対決となる見通しです。
２期目を目指す現職の厚谷司氏に対し、新人で市の元課長の佐藤学氏が立候補を予定しています。
夕張市では、「財政再生団体」として国に返済を続けている借金の償還が４年後に終わる見込みです。その後を見据えた今後４年間のまちづくりが問われることになります。
江別市長選挙 現職引退で新人３人の争いか
江別市長選挙は、４期16年務めた現職が引退します。
元副市長の後藤好人氏、元市議会議員の清水直幸氏、元市議会議員の堀直人氏の新人どうし３人の争いとなる見通しです。
札幌への通勤圏として若い世代の住民が増える中で、どうまちづくりを進めていくか、論戦が交わされる見通しです。
地域のこれからを考える１週間に
それぞれのまちに課題があります。そこにお住まいの方はもちろん、今後行われる論戦を通じて、自分が住む地域にも共通する課題の克服に向けたヒントも見えてくると思われます。
暮らしに最も身近なリーダーを決める選挙。地域のこれからを考える１週間にしてください。
統一地方選挙後半戦、投票日は23日です。
2023年4月14日
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