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登山初心者、勝丸 日浦山から地元・海田町を見渡す!

気象予報士・勝丸恭子 きょうこのポイント!
  • 2024年04月22日

山のベテランたちに連れられて、紅葉絶景で登山デビューを果たしてから半年。
ようやく、第二回目の登山にチャレンジすることができました!

登山デビューの記事はこちら

撮影)まだ序盤。コバノミツバツツジの写真を撮る余裕があるころの私

日浦山はJR海田市駅から降りてすぐ。
小学校や中学校の校歌で何度も歌ってきた、町のシンボルです。
今回は、山のベテランたち&前川キャスターと一緒に登ってきました!

さすが「ひろしま登山歩」でたくさんの山に登っているだけあって、
前川キャスターの足取りは軽く、しかも写真に撮られ慣れています!

後ろは落ちたら怖い崖で、そーっと座りました

山頂の手前に現れる絶景の岩場は、
小学校の通学路から「地獄岩」と呼んで見上げていた場所です。
こんなに見晴らしがよかったとは。
山の緑の間を瀬野川が流れ、その先に海田湾が広がる風景を一望できます。
いつもの地元の景色が、こんなに素晴らしかったのかとうれしくなりました。

広島市内や宮島などが見渡せる山頂! 
景色を撮ってくればよかったです。

足元に時々ピンク色の花びらが混ざって
顔を上げるとヤマザクラが咲いていたり、
落ち葉でふわふわの道を歩くと、サクっサクっというやさしい音が耳に心地よかったりします。

巨石の間を抜けて下ると急にぬかるみが現れ、
水がたまりやすい場所なのかなぁと思っていたら、そばに土石流の跡がありました。
2018年の西日本豪雨(平成30年7月豪雨)では
海田町内でもあちこちで崖崩れや土石流が発生しました。
まだ流木がたくさん残っていて、当時の土砂の勢いがものすごかったことがわかります。
五感を研ぎ澄ませ観察しながら歩くことは自然との距離を縮め、
防災にも役立つのではないかと思いました。

さらに下ると、大きな大きなクスノキにも出会いました。

大きな岩や巨木に圧倒される感じ、好きです

樹齢は推定400年以上! 海田町にこんな立派な木があるとは。
地元での日常生活では車で移動してしまうような場所で、
山に登ったからこその新発見です。

撮影)前川キャスター。目線の指示までありがとう!

2度目の登山も楽しいこと満載でした。
でも、つい足元を見つめて歩き、頂上に着けば地上を眺めて、見ているのが下ばかり。
次の機会には気象予報士らしく、もっと空を眺めたいと思います。
かっこいい登山ファッションにしたいとか、
新緑の山にも登ってみたいとか、
楽しいことや好きなことを増やすきっかけをくれた山の師匠たちに感謝しています。

今回もおしりに筋肉痛、うれしい効果付きでした!

◆ひるまえ直送便・おはようちゅうごく◆
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