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雷から身を守るには

スミにおけないお天気ブログ
  • 2023年07月14日

先日、「お好みワイド」で雷から身を守る方法を中継やクイズでお伝えしました。

ではクイズです。
雷から身を守るのはどれでしょうか。
4択です。

「金属を外す」
「ゴム製品をまとう」
「木の下に逃げる」
「車の中に逃げる」

 

正解は、黄の「車の中に逃げる」でした。
車やバス、電車、飛行機などの中は基本的に安全な場所です。
また、鉄筋コンクリートのしっかりした建物も安全です。

青の「金属を外す」や赤の「ゴム製品をまとう」は、効果がありません。
緑の「木の下に逃げる」は、絶対にしないでください。
雷は高い所に落ちる傾向が強いので、木に落ちた雷の電流が人の体に飛び散ることがあるので大変危険です。
木や枝などからは、最低でも2m以上は離れましょう。

もし逃げ込む場所がない場合は、「保護域」と呼ばれる空間で身を守ることができます。
5m以上の電柱や鉄塔など高い物体から4m以上離れた上で、高い物体のてっぺんから45度の角度に入る場所が「保護域」です。
この時、姿勢を低くしてしゃがみましょう。

しゃがみ方にもポイントがあります。
両足をそろえて、ひざを曲げて姿勢を低くし、つま先立ちになります。
つま先立ちになるのは、地面との接地面を少なくするためです。
もし傘や杖などがあったら、突き出さないようにしましょう。
両手で耳をふさいで、鼓膜が破れないようにします。
夏は夕立も多くなります。
今後、梅雨明けしたあとも雷雨にはご注意ください。


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