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2016年4月4日(月)

独占告白 野球賭博

独占告白 野球賭博
今回のグラレコ

番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。

出演者

  • 伊集院 静さん
    (作家)

  • 久保田祐佳
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

野球賭博と意識高揚のための「金銭授受」。 同じ話ではないにもかかわらず、すべて一律に論じられてしまっている。野球賭博は許されるものではないが、選手互助会的な「金銭授受」まで同じにするのはどうだろうか?

A:ゲストの伊集院静さんに「野球賭博」と「円陣での声出しを担当した選手に祝儀として現金を出すなどの慣習」について尋ねたところ、次のようにお話されていました。 「野球賭博はもちろんだが、声出しでの祝儀もダメだと思う。その日の試合の勝敗を賭ける、そんなレベルの低いことをやっていたのかと驚いた。試合の直前にその勝敗を賭けていた、ということをよく考えなければならない。『選手は勝つためにプレーしていて、負けようとする選手はいない』と言うが、数試合はそうであっても100試合目でもそうだと言い切れるか。人間を甘く見てはいけない。」
Q2

プロ野球機構や各球団の調査は、強制力が無い。本人が正直に話さない限り、どうしようもない。今後、次々と発覚した場合、プロ野球の信頼が失墜する。何かいい方法はないのか・・・

A:野球賭博問題の全容解明に向けて、今月4日、NPB・日本野球機構は、賭博への関与を自ら申告した選手の失格処分の期間を最も短い1年間とする特別措置の導入を決めました。野球協約では、野球賭博を行ったり、野球賭博常習者と交際したりした場合は、「無期」もしくは「1年間」の失格処分にするとしています。特別措置では、野球賭博への関与を自ら申告した選手については、「無期」の失格処分になっても、野球賭博常習者との関係を絶ち、深く反省していることが認められた場合は、処分の期間が最も短い1年間になります。これは期間限定の措置で、今月6日から25日までの20日間に申告した選手のみに適用されます。NPBはこの特別措置の導入で、野球賭博への関与を言い出せなかった選手が申告しやすくなるとした上で、新たな事実関係の把握につなげたいとしています。

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