東京六大学野球で15年連続最下位に沈み続けている東大野球部。低迷するチームの立て直しを託され、ことし、桑田真澄さんが特別コーチに就任した。掲げたモットーは“常識を疑え”。体格に劣りながらも野球で成功してきた桑田さんが考え続けてきたことだ。練習などのこれまでの常識を自ら見直してもらうことで、主体的に考えられる選手を育てるのがねらいだ。しかし、春のリーグ戦で東大は開幕から連敗、完全試合も達成されている。苦戦続きの中で1勝を目指す選手たちは、常識にとらわれず自ら考える人間へと脱皮できるのか。桑田さんと東大野球部の4ヶ月に密着し、日本のスポーツ指導のヒントを探る。
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