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【福島ファイヤーボンズ】栗原貴宏ヘッドコーチに聞く!第1弾

  • 2024年03月15日

去年12月からチームの指揮を執る、栗原貴宏ヘッドコーチ。
郡山市出身で、2020年から福島ファイヤーボンズにコーチ業で携わっています。
初めてヘッドコーチに挑戦している、栗原貴宏ヘッドコーチにお話を伺いました。
(スポーツキャスター・川戸望里)

リーグ終盤戦!チームの状況は?

プロバスケットボールのレギュラーシーズンは4月までで、福島ファイヤーボンズはリーグ終盤戦を迎えています。チームは3月10日終了時点で19勝28敗と黒星が先行していますが、2月には今シーズン初めての3連勝を果たすなど、調子が上向いています。
去年12月からチームの指揮を執る、栗原貴宏ヘッドコーチはチーム力が上がってきたと話しています。

自分に代わってから3か月ぐらいたつが、少しずつ自分のやりたい早い展開のバスケットボールがチームとして確立されて来たのかなと思う。自分がヘッドコーチをやったから勝っているというわけではなくて、みんなのチーム力が上がってきた結果が勝利数にもつながってるんじゃないかなと思います。 

栗原ヘッドコーチが目指す早い展開のバスケットボールに欠かせないのは、ディフェンスのプレッシャーです。「どんな試合でも勝っても負けてもまずはディフェンスでプレッシャーをかけよう」と栗原ヘッドコーチは選手に話しているといいます。
その結果、B2東地区で優勝を決めているアルティーリ千葉に1勝を挙げるなど、接戦をものにする試合も増えてきました。

以前は戦術に対して、選手の理解が追いついてなかったり、わかってるけどできない人がいてずれがあった。最近はみんなが戦術の理解ができ、試合中も間違えることなく遂行できるようになってきたことが競り勝つことにつながってるのかな。

栗原ヘッドコーチはアシストコーチのときとのコミュニケーションの違いに難しさを感じています。

なるべくコミュニケーションをとることを心がけているが、僕自身そこまでコミュニケーションがうまい方じゃない。 アシスタントコーチのときはより選手とは近くて話しやすい立場だったが、ヘッドコーチになると選手も気を遣う。 僕が選手のときはヘッドコーチは気軽に声をかけられる存在ではなかった。選手との距離は近すぎてもダメだし、コミュニケーションがなさすぎてもダメだと思うので今探している途中です。

栗原ヘッドコーチは「今は常に考え事をしていて、ちょっと話しかけづらいオーラ出てるかなと反省している」と選手との距離感について話しています。

ヘッドコーチ初勝利は選手からも祝福!

ヘッドコーチとしての初勝利は去年12月。強豪の越谷アルファーズ戦でした。
指揮をとってから4試合目の勝利で、試合後ロッカールームでは選手からウォーターシャワーで祝福されました。

僕も知らなくて。いつもロッカー入るときは自分で開けて入るんですけど、通訳がドアを開けてどうぞと。何かいつもと違うなと感じた。
ロッカールームに入ったらみんなニヤニヤしているし、下を見たらタオル敷いているし、そこで「あっ」と察した。ウォーターシャワーをされたのは初めてで、すごくいい経験できました。

次回は栗原ヘッドコーチの福島愛に迫る!

3月22日放送の「週末スポーツイチ推し!」では栗原貴宏ヘッドコーチのインタビュー第2弾!
地元の福島への思いやプライベートの一面をご紹介します。

  • 川戸望里

    NHK福島放送局

    川戸望里

    趣味はバスケ観戦!
    音楽や照明を使った会場の演出と応援の一体感が魅力です。

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