【福島ファイヤーボンズ】田渡凌選手に聞いてみた！

イチ推し！アスリート

抜群のボールハンドリングでチームに安定感をもたらす、PG（ポイントガード）。
試合展開や状況を見極め、味方の持ち味を生かすプレーでチームに貢献しています。
今シーズンのキャプテン、田渡凌選手にお話を伺いました。
（スポーツキャスター・川戸望里）

【生年月日】1993年6月29日
【身長／体重】180cm／80kg
【出身地】東京都
【前所属】熊本ヴォルターズ
【ポジション】PG（ポイントガード）
【コールネーム】りょう

「チームの強みを出し切る」プレーに注目！

今シーズンから福島ファイヤーボンズに加入した田渡選手。
12月10日終了時点で、すべての試合に出場しています。
コート内では抜群のボールハンドリングでチームに安定感をもたらします。

ポイントガードとしてチームの強みを出し切る。
試合中に自分がチャンスなのか、自分以外の味方にチャンスがあるのかを見極めることが自分の強みだなと思います。
あとは、ボックスアウト（リバウンドをとられないようにマークについている相手の動きをおさえるプレー）が得意です。

田渡選手は特に、アシストでチームに貢献。
12月10日時点の1試合の平均アシスト数は5.4本で、B2リーグ4位の成績です。

新加入の今シーズンはキャプテンを務めます。
田渡選手は小学校、中学校、高校、大学、プロと、これまでチームのキャプテンを務めた経験が豊富です。
自分のリーダーシップが求められていることも実感していると話します。

キャプテンに選んでいただけるというのも光栄ですし、
自分のリーダーシップが求められていることが福島にいる意味でもあるなと思います。

選手の平均年齢は27.2歳で、若い選手が多いのが今シーズンの福島ファイヤーボンズの特徴です。
その中でも、田渡選手は経験値の高さでチームを率いることを期待されています。
キャプテンとして意識していることは、選手全員が同じモチベーションで取り組めるような
雰囲気を作ることです。

全員が話しやすい、意見しやすい雰囲気を作ることを意識してるし、
試合に出ている、試合に出ていないとかは関係なく、全員が同じモチベーションで、同じ雰囲気で、常に同じ環境の中でやっていけるよう、意識をしています。

試合前のルーティンがたくさんあると話す、田渡選手。
試合の直前には、めい想が欠かせないといいます。

試合前は自然と気持ちも盛り上がるし、いつもとらない行動を取ってしまうことがあるんですけど、やっぱり1回落ち着いて自分を見つめる。
きょうもいつもどおり、ちゃんと頑張ろうという気持ちで試合に挑めるようにめい想して、自分の世界に入ります。

オフの日は、サウナに行ったり、景色を見に行ったり･･･アウトドアが好きとのこと。
この夏に福島県に来てから、猪苗代やいわきなど多くの場所へ行きました。
チームメートの土家大輝選手とは、大内宿に行ってネギそばを食べたり、近くの釣堀で釣りをしたりしたそうです。

東京育ちで、なかなか自然に触れずに育ってきたので、福島で自然に触れたい。

いつもホームでもアウェーでも、たくさんの応援ありがとうございます。
もっとたくさんの勝利を皆さんと分かち合えるように頑張っていくので、
引き続き、ともに戦ってください！