世界注目のダンサー 福島市の佐々木つくしさん
- 2023年06月06日
ダイヤの原石のような各分野で実力あるジュニアを紹介する「うわさのミラクルジュニア」です。今回は「プロダンサーの佐々木つくしさん」にお話を伺いました。センターを務めるダンスチームは世界大会で2度優勝し、そしてこれまで11カ国でパフォーマンスをしてきました。17歳ながら大舞台で活躍する佐々木さんの素顔に迫ります。
ダンスチームは世界大会連覇!
福島市のダンススタジオで活動する佐々木さん。踊っているダンスは「アーバンジャズ」というダイナミックな曲にキレのあるパフォーマンスを合わせるのが特徴です。彼女が所属するダンスチーム「FabulousSisters」は世界50都市で予選が行われる大きな世界大会で連覇を果たしています。佐々木さんはダンスチームのセンターを務めてきました。
世界大会での優勝は大きい経験だったと話します。これまで海外の大会での経験は少なかったので貴重な経験になり、これからもっとチャレンジしたいと活力になったそうです。
4歳からダンスを始めたということですけどきっかけは何だったんですか?
兄がもともとダンスを習っていて、それに憧れて私も始めました。
福島市の出身ではないんですよね?
もともとは岩手県の出身です。私が尊敬している先生が福島市の方で、その方のスタジオでどうしても習いたくて家族で引っ越すことを決めました。
17歳ながらスタジオの先生!?
私が福島市内のダンススタジオに伺うと40人の生徒を指導していました。教えているのは世界の舞台を夢見る小学生から中学生たちです。生徒たちから佐々木さんについて話を聞くと「ダンスも教え方も上手」とか「尊敬します!」などという声が聞かれました。佐々木さんは生徒たちの憧れの存在となっています。自分自身も教えることによって成長していけるようにとスタジオの他の先生から声をかけられたそうです。自身も10年以上スタジオの生徒でした。長年指導にあたっている先生に佐々木さんについて伺いました。
4歳のころから10年以上にわたって指導してきた福島市のダンススタジオの講師Ruuさんです。佐々木さんはRuuさんから学びたくてスタジオに通い続けています。Ruuさんは彼女のすごさについてこのように語っていました。
Ruuさん
「彼女が失敗したところを私一回も見たことがないんですよ。舞台上で。こんなに何百というステージに立っているのをサポートしたりとか一緒に立ってきた経験をしてきたんですけど、プレッシャーのかかるような役を任せたりしても一度も失敗をみたことがない。何年間も一緒に居て毎週彼女を見ているのに毎週成長して帰ってくるんですよね。毎週それを感じられるってなかなかないなって思って、本当に私は彼女を尊敬しています。」
ダンスと向き合い続ける佐々木さんの今後の目標は?
Ruuさんからの期待も大きいことが伝わってきます。長年練習していると時には心が折れそうな時もあると思い、ダンスへの熱量をどう保っているか伺いました。すると、憧れのアーティストを見たり同世代で活躍しているアーティストを見たりとかして自分の熱量を高め、そしてスタジオの他の先生からもらうアドバイスを自分の励みにしていると話していました。
最後に今後の目標を伺いました。
今後は今まで習ってきたダンスを含め歌でもさらに成長して「世界で活躍するアーティストになること」が私の一番の目標です。
頑張ってください!佐々木さん、ありがとうございました。
放送を終えて
堂々と受け答えしてくれる姿に「さすがだな!」と感心していましたが、放送後に話をすると「意外と心配性で緊張していました。」とはにかんで話していたのが印象的でした。取材でスタジオに伺った時も生徒と笑顔で会話しながら指導していて、心からダンスを楽しんでいることがよく伝わってきました。今後ダンスの技術をより高めるために海外留学をする予定だということです。これからの活躍に注目です。