釣りびと万歳スペシャルトークショーinいわき
- 2023年02月17日
2月12日にいわき市でNHKの番組「釣りびと万歳」のトークショーが開かれました。
県内で撮影され、2月17日に放送される番組のPRイベントで、福島の魚と釣りの魅力を伝える内容に一般の観覧者も参加して盛り上がりました。
NHKBSプレミアムで放送されている番組、「釣りびと万歳」。
毎回異なる釣り人が全国各地を訪ねて釣りに挑戦する番組で、2月17日に放送される回は福島・富岡の海が舞台です。
放送に合わせ、いわき市では2月12日に番組のトークイベントを開催。
ゲストとして芸能界きっての“釣り好き”で知られるお2人、俳優の田中美佐子さんとタレントの照英さんが登場しました。


ここ7、8年で釣りに入り込んで、いわき小名浜に釣りに来たが、海が大荒れで出れなかったんで。それでまたリベンジしたいと思って、福島の海に帰ってこれてありがたい。
会場には、県内各地からおよそ250人が集まりました。

小名浜海星高校クイズ
最初は水産業などを学ぶ地元の小名浜海星高校の取り組みがクイズとして出され、みんなで正解を考えました。
高校では、海の環境保全についても学んでいてプラスチックを分解する実験を行っていて
その中で、土にあるものを混ぜたところ分解が早くなったということです。
1、ヒラメの骨
2、サバの頭
3、カニの甲羅
このうちどれを混ぜたのかという3択問題です。
観客のみなさんは、スマートフォンを使って参加しました。


観客のみなさんの解答の集計結果はご覧のとおり
正解はなんと、サバの頭でした。

サバの調理実習で出る頭や内臓など捨ててしまう部位を有効活用できないか試したところプラスチックの分解を促進する効果があるらしいことが分かったということです。
ゲストの2人も会場の人たちも結果に感心した様子でした。

今後の未来を見据えての取り組み、すばらしい。
「いわき魚塾」によるお料理コーナー
このあといわき市で魚のPRを行う団体「いわき魚塾」の方による、お料理コーナーもありました。
サバとホッケの干物を日本酒と塩を加えた湯で3、4分さっと煮ただけでふわふわの身に変身…!のはずが。


10分ほどかかってしまいましたが、それぞれ調味料などを合わせて、フレンチ、和風、中華の3品が完成!照英さんは中華、田中さんは和風を試食しました。


干物よりはるかに柔らかい!食感がふわっとしてる。

うわ、おいしい!
地元の人たちとふれあいながら福島の海や釣りをテーマに盛り上がったお2人に、最後は福島への思いを語ってもらいました。

(照英さん)「食べたいから食べたいだけ釣って、それを喜んでもらえる人に提供する、学べることがたくさんある、生きた教科書」
「今度は小名浜やいわきで全力で釣りさせてもらえたらうれしい」

(田中美佐子さん)「福島は野菜がおいしいところだと思っていた。魚や釣りがすごいということはあまりイメージ無かったが、これ合わせるといい、野菜と魚と、どっちもあるって最高」。
観覧した人は・・・
「とても楽しかったです、いわきに住んでいても分からなかったことがあって学べてよかった」
「ゲスト2人が釣り、海が好きなんだと思い、あの調子でいわきのことPRしてもらえたら」。
多くの方が集まり、大盛り上がりだったこの日のイベント。
釣り、そして福島の魚の魅力を再発見する機会になりました。
福島・富岡町が舞台の「釣りびと万歳」は2月17日の午後7時半から、福島県内ではNHK総合で放送されます。釣りびととしてソムリエの田崎真也さんが登場します。ぜひご覧下さい。
