まだ間に合います!
2023年11月20日 (月)
こんにちは。アナウンサーの見浪です。
先日、大変遅ればせながら
九州国立博物館で開催中の
特別展「古代メキシコ」へ行ってきました。
高校では世界史を専攻し、得意科目でもあった私。
古代メキシコにロマンを感じないわけがありません。
とはいえ、3年間みっちり受験勉強で覚えた情報は、
悲しいかな忘却の彼方。
そんな私でも、入場してすぐに見られる解説のおかげで、
かすかな記憶を呼び起こすことができました。
まず目を引いたのは、
テオティワカン文明の遺跡から出土した「死のディスク石彫」。
メキシコ国立人類学博物館蔵
でかっ!
片手で持てるくらいのサイズと思っていたら、
復元すると直径1.5mにもなるそう。
こんなに大きかったとは…。
メキシコといえば骸骨のイメージが強いですが、
これだけのサイズだと圧巻。
一方で、舌を出している様子がかわいらしくもありました。
各展示物の解説文を読んでいて気になったのが、
文末の多くが「~か」と疑問形で終わっていたこと。
それだけ、まだまだ謎に包まれた文明ということでもあり、
ミステリアスさに好奇心がよりくすぐられました。
そして、今回の特別展で最も楽しみにしていたのがこちら。
アルベルト・ルス・ルイリエ パレンケ遺跡博物館蔵
7世紀後半に生きたマヤ文明の王妃と考えられている、通称「赤の女王」。
その副葬品を復元したものが展示されています。
(日本での公開は東京、福岡、大阪で開催される今回の特別展が初めて!)
出土した当時を再現した赤い模型の上に
副葬品が飾られていたのですが、
ことばで表せない神秘な雰囲気があり、
赤とヒスイのコントラストも美しかったです。
ほかにも魅力的な展示がたくさんあり、見応え十分でした。
特別展「古代メキシコ」は
12月10日(日)まで開催されています。
まだ行っていない方も、もう一度行きたいという方も、
まだ間に合います!
ミステリアスな古代メキシコ文明に触れてみてはいかがでしょうか?
詳細は下記リンクからご覧いただけます。
https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0360358/index.html