長良川は、源流の郡上から河口の桑名まで、その距離166km。運んだものは、和紙、材木、魚、薪炭、石、エゴノキetc・・・。水の流れは人とモノを運び、流域それぞれのまちに長良川ならではの暮らしを作り出しました。

そんな長良川流域の魅力を再発見し、地元・岐阜の人のみならず、遠くの友人にも「岐阜っていいとこだよ！」と自慢したくなるきっかけを作りたい。そんな思いから、岐阜市をはじめ長良川流域の各市町村の人々が力を合わせ、様々な取り組みを始めています。

そのひとつが『長良川おんぱく』（長良川温泉泊覧会）。150もの様々な体験プログラムを、まちの人々が主役になって用意し、そこから新たな連携や出会い、感動が生まれ始めています。

体験プログラムでは、地元の“ふつうの人々”が、意分野を生かしてナビゲートします。

たとえば・・・

・地元で人気の和菓子屋さんが教えてくれる和菓子づくり
・川で生きる漁師に同行して舟に乗り、獲れたての魚を寿司屋で味わう体験
・岐阜の舞妓さんと、気軽なお座敷遊びを体験できるカフェ
・子どもと一緒に野草採りをした後、石窯ピザを焼く森の一日
・国宝のあるお寺で、女仏師と一緒に木工を体験

「岐阜にこんな人がいたんだ！」「岐阜って結構いいとこだなぁ」
『長良川おんぱく』をきっかけに、岐阜のファンがたくさん増えて、これからも岐阜の豊かさを大事にしていけたら・・・。そんな思いを胸に、長良川がつなぐ人々の絆を大切にして活動を続けています。

【投稿者：アサノびっち さん】