荻原浩短編集(全6回)
夫婦・父子・母娘”というトライアングルで家族を見つめる!
【ラジオ第1】
2017年1月8日~2月12日 毎週日曜 午後7時20分~午後7時50分
【出演者】
西田敏行 竹下景子
【原作】
荻原浩
【脚色】
藤沢遊
【音楽】
菅谷昌弘
【スタッフ】
演出:佐々木正之
技術:加村武
音響効果:米本満
【あらすじ】
現代の家族を描いた荻原浩の短編集「海の見える理髪店」 から5編を贈る。
第1回 『海の見える理髪店』
殺人罪の服役も済んだ老理髪師の店を、20数年振りに別れた息子が訪れる。
第2回 『いつか来た道』
画家で、娘の教育に厳しかった母親がアルツハイマーに。年老いた一人暮らしの母に復讐心を抱いたまま、16年振りに娘が実家に戻るが・・・。
第3回 『遠くから来た手紙』
仕事のため家庭を疎かにした夫に怒り、里帰りした妻。二人のやりとりはメール。ある日“時を超え”太平洋戦争中の戦地から、妻に宛てたメールが彼女に届く。
第4回 『時のない時計』
父の形見の壊れたブランド時計。会社を辞職した息子は、修理して高く売ろうと、古風な時計屋を訪れる。そして、時計に刻まれた“家族の時間”を想い出す。
第5回・第6回 『成人式 前・後編』
交通事故で5年前に中3の娘を亡くした夫婦の元に、手違いで成人式の晴れ着広告のダイレクトメールが届く。最初は怒った二人だが、やがて、娘の身代わりとして式に出席する事を思いつく。その日から二人の若づくりの日々が始まる・・・。