夏の高校野球 青森大会 決勝みどころ紹介
園田遼斗(アナウンサー)
2022年07月21日 (木)

夏の甲子園出場をかけて、59校50チームが出場している
夏の高校野球 青森大会。
残るは決勝のみとなりました。
決勝は、八工大一 対 八戸学院光星の八戸勢同士の対決です。
八工大一
第一シードの青森山田を破って、決勝に進んだ八工大一。
準決勝ではバントや走塁などの小技が光りました。
安打がなくても得点につなげる“つなぎの野球”が最大の特徴です。
打線は、トップバッターのキャプテン砂と今大会10打数6安打6打点と一番当たっている2年生の長谷地。この二人が攻撃のキーマンになります。
守りでは、エースの廣野とキャッチャーの葛西のバッテリーに注目。
最速144キロのストレートと切れ味抜群のスライダーを持つ廣野投手を去年から正捕手として出場していた葛西が巧みなリードで引っ張り、相手打線に的を絞らせません。
また、センターを守る須藤が準決勝で好守備を見せていました。
12年ぶり6回目の甲子園に向けて戦います。
八戸学院光星
準決勝、サヨナラ勝ちで勢いに乗る八戸学院光星。
1番から9番までチャンスでしっかりと役割を果たすバッターがそろっています。
左右の強打者、左バッター4番の野呂と準々決勝で満塁ホームランを打った右バッターの織笠。
準決勝では、8番を打つ文元が7回裏に逆転のタイムリーツーベースヒット。
1番を打つ佐藤がサヨナラの犠牲フライで弘前学院聖愛との接戦を制しました。
投手は、持ち味の違う6人の投手がベンチ入りしています。
準決勝リリーフで流れを作ったエースでキャプテンの洗平歩人。
ゲームの大事な局面で登板する左の渡部。
準決勝では、今大会初登板、初先発の宇田がゲームを作りました。
先発はここまでの4試合ですべて違う投手、決勝は誰が先発として投げるのか、いつ継投で他の投手が出てくるのか楽しみです。
甲子園でベスト8だった2019年以来、3年ぶり11回目の夏の甲子園出場を目指します。
NHKでは甲子園への切符をかけた決勝戦をテレビとラジオでお伝えします!
テレビ実況:園田遼斗 テレビ解説:石戸谷公造さん
ラジオ実況:柴田徹 ラジオ解説:鶴飼忠晴さん
でお伝えします!
※葛西選手の「葛」の字は、正しくは人ではなく「ヒ」です。