権現堂ふりそで桜の下のお稲荷様です。地区の皆の安寧と健康、豊作を祈りました。

いつもの年は積雪や悪天候で二の午でお祀りさせてもらうことも多いのですが今年は積雪もさほどではなく穏やかな晴れでした。

このお稲荷さん大震災と冬の凍結融解、そしてしだれ桜の根の成長で傾いていたのを一昨年石屋さんに回収していただいたので今はすっきり安定で雪を纏った姿も小さいながら堂々としています。

２月１日、２日に鶴岡市黒川地区では３年ぶりに「王祇祭（おうぎさい）」が行われ、ここ春日神社では２日に黒川能の、幽玄の舞が奉納されます。５００年の伝統を守り伝えてきた黒川の人たちの気概をひしひしと感じながら、数日後に迫ったお祭りを前に、朝日に照らされた春日神社はとても神々しく見えました。

羽黒町手向（とうげ）では、毎年成人の日に合わせて「塞の神（さいのかみ）」という行事があり、

子供達が大黒様を背負って家々を回ります。

「まいごんだ～まいごんだ～ここね（＝家）さ、まいごんだ～福の神がまいごんだ～」と子供たちの元気な声と太鼓の音が夜の町にこだまします。「寒い～お腹空いた～」と途中へこたれそうでしたが、

地域の人達に「ありがどの～」と感謝されると「よし次行くぞ～！」と最後まで頑張れました。

雪も降らず暖かなどんと祭でした。
今年も無病息災、家内安全を祈りました。

今年も荘内神社のどんと焼きが行われ、正月の松飾や色々の品を焼却して頂き一年の無事を願ってきました。

この火で昆布やスルメを焼いて食べるとご利益があると云われており、多くの方が竿の先に付けた品を焼いていました。