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東京 台東区 上野動物園生まれのパンダ シャンシャンの現在は?誕生日前に近況公開“中国の環境になれた様子”

  • 2024年4月9日

東京・台東区の上野動物園で生まれたジャイアントパンダの「シャンシャン」。
去年(2023年)中国に返還され、現在は四川省にある「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」で過ごしています。

7歳の誕生日を迎えるのを前に都内の中国大使館で、現在の様子を伝えるイベントが開かれました。

シャンシャン “近況をオンラインで公開”

上野動物園で生まれたメスのジャイアントパンダ「シャンシャン」は、中国と結んだ協定に基づいて去年2月に返還され、四川省にある「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」で過ごしています。

6月に7歳の誕生日を迎えるのを前に、4月9日、都内の中国大使館で、近況をオンラインで公開するイベントが開かれました。

はじめに、呉江浩駐日大使があいさつしました。

呉江浩駐日大使
「多くの方にお集まりいただきみなさまのシャンシャンに対する深い愛情を感じる。パンダを通じ、日中関係の発展を後押しすることを期待する」

そして、保護研究センターと中継が結ばれ、シャンシャンが地面に座りながら好物のたけを食べる、元気な映像が流されました。

“中国の環境になれてきた”

上野動物園では、日本語を聞いて育ったシャンシャンですが、現地の飼育員は「中国に来て3か月がたったころから中国語に反応するようになってきました。相変わらず人見知りの性格ですが、寝るのが大好きで中国の環境になれてきたようです」と説明していました。

参加した上野動物園の福田豊園長は次のように話していました。

上野動物園 福田豊 園長
「中国に帰って寂しい気持ちもありますが、体が少し大きくなっていて毛づやもよく、元気そうで安心しました。今後も健康に気をつけて過ごしてほしいです」

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