センバツ高校野球 作新学院 健大高崎高校 常総学院 県庁などで意気込み語る
- 2024年2月29日
3月18日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球。
関東地方からは、栃木の作新学院、群馬の高崎健康福祉大高崎高校、茨城の常総学院、千葉の中央学院、それに東京の関東第一高校が出場します。
各校のナインたちは、県庁への表敬訪問や学校の壮行会などで大会への意気込みを語っています。
作新学院 “栃木県に優勝旗を”
2月28日に県庁を訪れたのは、2年連続でセンバツに出場する作新学院の選手たちで、キャプテンの小森一誠選手や小針崇宏監督が開会式で掲げる「センバツ旗」を持って福田知事を表敬訪問しました。
このなかで小針監督は、次のように抱負を述べました。
小針監督
「地元に勇気と元気を与えられる作新の全力プレーでこの大会を選手一丸となって一戦一戦戦い、成長したい」
また、キャプテンの小森選手は、次のように意気込みを語りました。
キャプテンの小森選手
「日本一になって栃木県の皆様に勇気や感動を与えられるよう甲子園球場でプレーし、優勝旗を持ち帰れるように選手一同頑張りますので、応援よろしくお願いします」
2月16日には、宇都宮市にある学校の講堂で選手たちの壮行会が行われました。
壮行会は、在校生や関係者200人余りが集まり、吹奏楽部の演奏とともにおよそ40人の選手たちがユニフォーム姿で入場すると大きな拍手で迎えられました。
その後、開会式の入場行進で掲げる「選抜旗」がチームに授与されたあと、県高校野球連盟の神部知重理事長が「県代表として関東大会のチャンピオンとして力を発揮してほしい」と激励すると、キャプテンの小森選手は「応援してくれる方々に感動と勇気を与えられるよう頑張りたい」と力強く答えていました。
作新学院は、去年の秋、県大会と関東大会で優勝し、明治神宮大会でも準優勝していて、センバツ出場は2年連続12回目になります。
壮行会のあと小森キャプテンは次のように話しました。
キャプテンの小森選手
「選抜旗を持ち、新たに自覚と責任が芽生えました。アルプススタンドも含めて作新として戦っている姿を見せ、日本一を目指したい」
健大高崎高校 “1試合1試合やりきって日本一”
群馬県の高崎健康福祉大高崎高校の選手などは、2月28日、NHK前橋放送局を訪れ、意気込みを語りました。
健大高崎高校は、去年秋の関東大会でベストフォーに入り、2年連続7回目となるセンバツへの出場を決めました。
28日は20人あまりがNHK前橋放送局を訪れ、はじめに、キャプテンの箱山遥人選手が「覚悟とプライドを持って日本一を狙っていきたい」とあいさつしました。
これに対してNHK前橋放送局の西村理局長は「一戦必勝で勝ち抜いて日本一を目指してください」と激励し、選手に花束を手渡しました。
このあとの取材に対して箱山選手は、次のように話していました。
キャプテンの箱山選手
「日本一を狙える戦力があると思うので、1試合1試合をやりきって目指したい。個人的にもアピールの舞台だと思うので、守備では世代ナンバーワンの評価を目指し、バッティングでも4番としてホームランを打ちたい」
青柳博文監督
「選手の力を発揮できればトップに行けると思っている。粘り強く、泥臭く、1点をもぎ取るつもりで戦っていければ」
常総学院 “甲子園優勝のため『1戦必勝』”
茨城県土浦市の常総学院硬式野球部の選手たちは、2月21日に学校で開かれた部活動の壮行会に臨み、甲子園での活躍を誓いました。
3年ぶり11回目のセンバツ出場となる常総学院では、21日に全国大会に出場する硬式野球部や水泳部、女子バドミントン部などの壮行会が開かれました。
壮行会では、生徒会長の中島ティワン宗さんが、「全校生徒が応援しています。のびのびと競技を楽しんで、けがなく帰ってきてください」と呼びかけました。
その後、全国大会に出場する、部の選手たちが壇上にあがって挨拶し、硬式野球部の若林佑真主将は、「甲子園の舞台で、恩返しができるように頑張りますので応援よろしくお願いします」と話し、拍手がわき起こっていました。
そして、応援指導部の部員を中心に、体育館に集まった1、2年生の生徒たちが全国大会に出場する選手たちにエールを送りました。
壮行会のあと、若林主将は、次のように話していました。
若林主将
「いろいろな人に応援されていることを再認識できたし、うれしかった。甲子園優勝のため、『1戦必勝』で目の前の相手を全力で倒していきたいです」
組み合わせ抽選…3月8日 開幕…3月18日
ことしで96回目となるセンバツ高校野球は、対戦相手を決める抽選会が3月8日行われ、3月18日に開幕します。
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