東京・府中市の市長選挙の結果です。任期満了に伴う東京・府中市の市長選挙は、自民党と公明党などが推薦した現職の高野律雄氏が4回目の当選を果たしました。開票結果や投票率などまとめました。
現職と新人、2人の争いとなった府中市長選挙は、開票の結果、自民党、公明党、国民民主党、地域政党の都民ファーストの会が推薦した高野氏が、府中労働組合総連合議長の甲田氏を抑えて4回目の当選を果たしました。
高野氏は62歳。府中市議会議員を3期務めたあと、平成24年の市長選挙で初当選しました。
〇高野律雄氏
4期目に行いたい事業をしっかり仕込んできた。府中に住んでよかった、これからも住み続けたいと愛着を持ってもらい、さらには、このまちで子どもを産み育てたいと思ってもらえるよう、懸命に頑張っていく。
今回の市長選挙の投票率は33.78%で、前回・4年前を1.86ポイント上回りました。過去5回の市長選挙の投票率をみると、平成20年の37.16%が最も高く、平成24年の30.09%が最も低くなっています。
一方、府中市は、開票が早いことで全国的に知られ、7万2060人が投票した今回の市長選挙の開票にかかった時間は58分でした。前回・4年前は、投票者数が6万7556人で45分でした。