「翔んで埼玉」に合わせ県が意見募集 埼玉は「ダサい」のか？

「だ埼玉」などと言われていますが、「埼玉は本当にダサいのか」。自虐ネタ満載の映画「翔んで埼玉』の公開にあわせ、県が40年ぶりに意見募集をしたところ担当者の予想を大きく上回る600件を超える意見が寄せられています。風が語りかけるような「投稿」、「うまい」あるいは「うますぎる」意見は果たして…。
※参考で、時刻表の「都道府県の代表駅」（横浜・浦和・千葉）から東京駅までの営業キロを文末に掲載しました。
※「そこらへんの草」グルメも話題になっているそうです。記事はこちらから。

 男性（青森に旅行したときに神奈川の人とのやり取り）
「『ダサイでしょう？』というとその人は『埼玉からダサイを取れば魅力がありませんよ。第一に温かい感じ、第二に、憎めない感じ、なんとなく人気の的になる感じで、うらやましいといいました」

20代男性（神戸の女子短大生に「ねえ、写真撮らせてくれない？​」と言って近づいたやり取り）
「埼玉から来たというと、二人で顔を見合わせて『あの、※さいたまんぞうの？』と言って笑った。…やはり、神戸の女の子たちには埼玉のシティーボーイなんか、ダサかったのかもしれない」
※「さいたまんぞう」さんは歌手。1980年代に「なぜか埼玉」の曲がヒット。映画「翔んで埼玉」の劇中歌としても使われた。

タレントの所ジョージさん（「田舎者とわきまえていればダサくない」タイトルで）
「子どもを育てるにはいいところ」

埼玉県 畑 和 知事（当時）
「最近、ダサい埼玉なんてよく言われるでしょ。どうもそれがよく真意を理解しかねているんですがね」

埼玉県広報課 桜田詩織主査
「40年前の60件を上回ればいいねと、同僚と話していたくらいなので反響に驚いています。最近はダさくないという意見も健闘している状況です。実は『住みやすい』という若い人の意見も目立ちます。ぜひ皆さんの埼玉愛あふれるご意見をお待ちしています」