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  • 2023年3月24日

沖ノ鳥島と南鳥島 東京都がVR映像 最南端と最東端はどんなところ

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東京都小笠原村に属する日本最南端と最東端の島、沖ノ鳥島と南鳥島は特別な許可がないと立ち入ることができません。都は国境離島の重要性を知ってもらおうと。実際に島にいるような体験ができるVR=バーチャルリアリティーの映像を公開しています。 
このほか硫黄島など東京の島しょ部をVRで伝える取り組みをまとめました。

VR映像で見る沖ノ鳥島・南鳥島

東京都は国境離島の重要性について知ってもらおうと、小笠原村に属する沖ノ鳥島と南鳥島について、島の360度を見渡すことができるVR映像を公開しています。

【沖ノ鳥島 VR映像】

【南鳥島 VR映像】

映像は写真とCGで作られていて、都のホームページを通じて無料で見ることができます。このうち、南鳥島では、気象庁の建物や、太平洋戦争の犠牲者の慰霊碑、それに、CGによる星空などを見ることができます。

スマートフォンで見た場合、手の上下左右の動きに合わせて視点が動く仕組みとなっていて、実際に島にいるような感覚が楽しめるということです。

周辺では貴重な鉱物などの資源も

日本の最南端に位置する沖ノ鳥島と、最東端に位置する南鳥島は特別な許可がなければ立ち入ることができません。その排他的経済水域は国土面積を上回り、周辺では貴重な鉱物などの資源が確認されています。

都の担当者 
「ふだん見ることができないそれぞれの島の美しさを知ってもらうとともに、国土や海洋資源の保全にも興味を持ってほしい」

硫黄島のVRマップ “元島民に現状を伝えたい”

一方、太平洋戦争末期、激戦地となった東京・小笠原諸島の硫黄島を再現したVR=バーチャルリアリティーのマップが完成し、公開されています。

VRマップとなっているのはかつて学校の運動場や工場などがあった硫黄島の中心部で、アバターと呼ばれる自分の分身を操作して自由に散策できます。 
また、その場所の戦前の写真や説明文が並べられていて戦前の島の暮らしを知ることもできます。VRマップはパソコンやスマートフォンで見ることができます。

“元島民に現状を伝えたい” 島民の孫たちが制作

硫黄島は55年前、施政権が日本に返還されたものの、島の大半は自衛隊が管理して簡単に行くことができない中、元島民たちに島の現状を伝えたいと、島民の孫たちが去年、島で撮影した画像をもとにVRマップを制作したということです。

VRマップを制作した「全国硫黄島島民3世の会」代表の西村怜馬さんは「戦争の前には豊かな暮らしがあって、多くの島民が暮らしていたがあまり知られていない。今後、対象のエリアを広げ、戦前の島の様子もあわせて元島民以外にも、うまく伝えていきたい」と話しています。

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