詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回は「宅配便でお金送って」に注意です。
埼玉県内での最近の事例はこちら
「“女性トラブルで示談金…” 」
「裁判所手続きでキャッシュカード必要に注意」
「書類再発行でATMに注意」
「サイバー保険に注意」
4月、埼玉県三郷市に住む70代の男性の自宅に次男を名乗る男から「暗号資産を買ったが失敗してしまい、国税庁の調査が入っている」と電話がありました。
男は、さらに「大変な状況になっているのでお金を用意して宅配便で送ってほしい」というのです。
話を信じた男性は、指示に従って現金を箱に詰めて指示された住所に送り、現金600万円をだまし取られてしまいました。
今回のポイントはこちら…「宅配便でお金送って」に注意!
家族から突然「国税庁の調査が入っていて大変だ」などと言われると、焦ってしまうかも知れませんが、それこそが詐欺グループの狙いです。
困っている家族を心配するあなたの気持ちにつけ込んで、お金をだましとろうとしてきます。
そもそも現金を宅配便で送ることは法律などで禁止されています。
たとえ家族を名乗っていても、宅配便でお金を送ってほしいという話が出たら詐欺を疑い、すぐに本人に連絡をしたり警察に相談したりしてください。