詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「不審な自動音声の電話に注意」です。
東京都内の特殊詐欺被害
「上司の息子に渡してに注意」
「近所の声かけで被害を防げ」
「電話番号が変わったに注意」
「“もうかったけど税金がかかる”」
2月、東京・目黒区に住む50代の女性の自宅に「電話代の未払いがあり、利用を停止します」という自動音声の電話がかかってきました。
女性が音声に従って指示されたボタンを押すと、電気通信事業者の社員を名乗る男につながり、銀行の口座番号などを教えるよう求めてきたといいます。
話を信じた女性は口座番号などを答えてしまいましたが、近くにいた親族がやりとりを不審に思い、女性に詳しく話を聞いたところ詐欺だとわかり、被害は免れたということです。
警視庁によりますと、詐欺グループは口座番号を聞き出したあとで、「あなたの口座が犯罪に使われている」などと言ってキャッシュカードなどをだまし取ろうとしてくるということです。
皆さんへのお願いです…「不審な自動音声の電話に注意」
自動音声に従って電話を操作させることで、だましやすい相手かどうかを判断する狙いがあるとみられています。
電話でお金の話をされたら詐欺を疑い、周りの人や警察に相談してください。