埼玉県・蓮田市の事例で学ぶ特殊詐欺の対策と手口「口座の残高を移せに注意」【動画掲載1分26秒】

12月、埼玉県蓮田市に住む40代の女性の自宅に、金融庁の職員を名乗る男から「口座と直結したデビットカードの情報が漏れ、不正に利用されているおそれがある」と電話がありました。

そして、「ひも付いている口座を停止させるため、残高をほかの口座に移す必要がある。インターネットバンキングで振り込んでほしい」というのです。

話を信じた女性は、男が指定した口座におよそ30万円を振り込み、だまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「口座の残高を移せに注意」

詐欺グループは「口座の残高を移す必要がある」などとうその話しをして、あなたからお金を振り込ませるように誘導してだまし取ろうとしてきます。

ATMに向かうよう指示することがよくありますが、周囲の人に不審がられるおそれがあるため、インターネットバンキングを使うよう求めることもあります。

電話でお金を振り込むよう求められたら注意が必要です。
一度、電話を切って家族や警察などに相談してください。