特殊詐欺の手口と対策 相模原市の事例で学ぶ「きのうは乗り切ったが…」に注意【動画掲載1分35秒】

9月、相模原市の70代の男性の自宅に、男性の息子を名乗る男から「駅のトイレでかばんを置き忘れて、会社に損失が出てしまった」という電話がありました。

さらに男は「キャッシュカードがないのでお金を用意してほしい」と要求したといいます。
話を信じた男性は自宅に現れた息子の部下を名乗る男に、およそ800万円を手渡してしまいました。

その翌日、息子を名乗る男からふたたび電話があり、「きのうは乗り切ったが、きょうの契約のお金が足りず、困っている」と言うのです。

追加で現金を要求された男性はさらに500万円をだまし取られてしまいました。

皆さんへのお願いです。「きのうは乗り切ったが…に注意！!」

警察によりますと詐欺グループは、一度だまし取ることができた相手を何度も狙うことがあるということです。そのため「お金が足りない」としつこく要求を繰り返してくる場合があります。
たとえ1度目であっても現金を要求する電話は詐欺の疑いが濃厚です。繰り返し要求された場合も警察にすぐに相談してください。