詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「消費税を返金しますに注意!!」です。
9月、埼玉県幸手市に住む68歳の男性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「余分に払っていた消費税3万5千円が返金されます」と電話がありました。
続いて、銀行の行員を名乗る男から電話があり「お客様の口座に現金を振り込みます。特別な操作があるので電話でやり方を教えます」と言うのです。
話を信じた男性は、指示に従って近くにある商業施設に向かってATMを操作してしまい、およそ350万円を振り込んでだまし取られました。
皆さんへのお願いです。「消費税を返金しますに注意!!」
詐欺グループは、あたかも消費税の返金を受けるのを手助けするように装って連絡してきますが、目的はあなたをATMに誘導することです。
また、現金を確実にだまし取るために電話をつないだままにして指示を出してくるのも詐欺グループのよくある手口です。こうした電話がかかってきても決して相手の言うとおりには動かず、電話を切って警察に相談してください。