特殊詐欺の対策 典型的な手口「電話でお金の話をされたら相談を」【動画掲載2分10秒】
- 2023年10月24日
詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害！」
今回は、典型的な詐欺の手口である還付金詐欺やオレオレ詐欺などの被害に遭わないための注意点をお伝えします。
テーマは「電話でお金の話をされたら相談を！」です。
10月、警視庁などが目黒区で開いたイベントの様子です。高齢者などおよそ400人が集まりました。
イベントでは、劇団員が高齢者の役や詐欺の電話をかける「かけ子」の役を演じ、還付金詐欺やオレオレ詐欺などの典型的な手口を劇で紹介しました。
「還付金詐欺」の注意点は
「電話の相手が役所の職員だとしても、お金の話、キャッシュカードの話、暗証番号の話など、お金にまつわる話が出たら、すべて詐欺の電話だと思ってください。そしてすぐに110番通報をお願いします」
「オレオレ詐欺」は
「息子から電話がかかってきて、携帯の番号が変わった。今すぐお金が必要だなどの話は詐欺の電話だと思ってください。そして、もともと登録している本物の息子の電話番号に電話をして確認しましょう」
イベントでは、タレントの毒蝮三太夫さんも注意を呼びかけました。
毒蝮三太夫さん
「相手が金のことを言いだしたら詐欺だなと思ったほうがいい。息子から電話あったら、『ちょっと待ってね』と言って（電話を）切って息子に（確認の）電話してみる。自分の財産は自分で守る」
皆さんへのお願いです。「電話でお金の話をされたら相談を！」
多くの詐欺の手口では、電話で「お金が必要だ」などと言ってだまそうとしてきます。
電話で、お金の話をされたら詐欺だと疑って、必ず警察や家族に相談してください。
家族で集まる機会に日頃から対策を話し合いたいですね。
