1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. ひるまえほっと
  4. Xmasを彩るミニブーケに挑戦!

Xmasを彩るミニブーケに挑戦!

  • 2023年12月20日

クリスマスを華やかに彩る、「ミニブーケ」に挑戦!大田花き市場・販売促進アドバイザー、鈴木千春さんに「少ない材料」で「簡単」「華やか」に作るポイントを3つのステップで教えていただきます!

STEP① 3種類を選ぶ

“ミニブーケ”は、メイン、小花(小さい実もの)、グリーンの3種類で、バランスよくまとまる。

●1種類目/メインの花

クリスマスといえば《赤バラ》が人気。華やかでおすすめだがこの時期は値段が張る。
お手頃で手に入りやすい《カーネーション・ガーベラ》もおすすめ。ボリュームがあり、さまざまな色がそろっている。

<★POINT>
“ミニブーケ”なので、主役の花の色で全体の雰囲気が決まります。
王道のクラシックなクリスマスカラーにしたいなら赤。
ク―ルなホワイトクリスマスの感じにしたいなら、白。
かわいらしい感じが好き、という方はパステルカラーがおすすめ。

●2種類目/小花と実もの

雪のイメージの《カスミソウ》。赤い実がかわいい《サンキライ》。
青い実がおしゃれな《ビバーナム・ティヌス》。かわいいピンクの《ヒペリカム》。

<★POINT>
サブの花材を選ぶときは、色々な色を組み合わせるより、メインの花に合わせたほうが、統一感が出る。

●3種類目/グリーン

クリスマス時期は、ボリュームがあり使い勝手がよいグリーン(枝もの)がたくさん出ています。今回使うのは《ヒムロスギ》。そのほか《グリーンアイス》《ユーカリ》などといった、香りが楽しめるものもおすすめ。

<★POINT>
真冬でも青々として生命力を感じる常緑樹はこの時期のマストアイテム!

STEP➁ 小物を準備する

「松ぼっくり」やツリーに飾るオーナメントのボールなど、小物を活用!お花が少なくても、かさ増しで華やかに!小物類を束ねられるようにする方法とは?

●オーナメントのボール

ボールのひもは切り、金具の部分はとれやすいので、竹串をさして接着剤でとめておく。
仕上げに、フローラルテープを金具と竹串の部分にくるくると巻いて固定する。

●松ぼっくり

りん片の間にワイヤーをはさんで、きゅっと引っ張り根本でくるくると巻く。

●コットン

冬時期、生花店でもいま人気のアイテム。ワイヤーを十字にひっかけて根本でくるくると巻けば、簡単に棒の完成!

STEP③ 束ねる

隙間をうめて、ボリュームが出るよう束ねていく。
ポイントはヒムロスギを3分割にして使うこと。葉っぱをなるべく生かそう!

<★POINT>
なるべく無駄が出ないよう、大きめの葉を探してそのすぐ上の部分を切る。手で持つ部分は、葉っぱを取り除く。

3分割にしたグリーンのうち、一番ボリュームのある一つを持つ。次にメインの花を加えていく。先にグリーンを持つことでクッション代わりとなり、仕上がりがふんわりする。このときできれば枝を2、3本の指で持つ。
実物や小物、残りのグリーンをすき間にうめるようにして束ねていく。

ブーケをグレードアップさせるお助けアイテム

なんだかモサモサ、まとまりがない。そんなときのお助けアイテムが《ドラセナ》。
葉っぱを一枚ずつはがしてくるっと丸め、ホッチキスでとめて使う。
このドラセナを回りにそえるとまとまりが出て、器に入れたときにグラグラせず“すわり”がよくなる!

最後は輪ゴムでくくる。このままでもいいが、輪ゴムを隠すように麻ひもで巻いて結べばおしゃれに仕上がる。花瓶は、おうちにある小さめのグラスやジャムの空き瓶などなんでもOK。

<★POINT>
ヒムロスギや実ものは長く楽しめるので、メインのお花を変えたりすれば、1か月程は飾って楽しめる。

お正月にアレンジ♪

グリーンはXmasのものをいかして《ハボタン》《松》などを加える。水引などお正月のアイテムをプラスするとグッとお正月らしさがアップ!

ゲスト

フラワーコミュニケーター 鈴木千春さん
(株)大田花きで販売促進アドバイザーとして、生産者と花屋の情報交換を担う。保育園や幼稚園など、こどもたちにアレンジメントを教える「花育(はないく)」の活動なども行っている。

 

ページトップに戻る