豊洲市場から旬の食材を紹介します。焼くのはもちろん、炊き込みごはんもおすすめ!「シシャモ」と、食感が滑らかでおいしい「生きくらげ」です。
■見た目の特徴
・オス → 尻びれが長い。
・メス → お腹がふっくらとしている。
左:オス / 右:メス
■見極めのポイント
・オス → 身が銀色に輝いているもの。
・メス → お腹がふっくらとしているもの。
■シシャモの保存方法
・お店で生のシシャモを購入した場合は、冷蔵保存をして早めに食べる。
■おすすめの食べ方
『シシャモの炊き込みごはん』
~米をとぎ、酒・みりん・しょうゆ・おろししょうが・塩を合わせ、シシャモをお米の上にのせて炊く~
『シシャモのガーリックオイル焼き』
~スライスしたニンニクをオリーブ油で焼き、同じフライパンでシシャモを焼く~
『焼きシシャモ』
■シシャモの紹介
豊洲水産市場 仲卸 村山浩三さん
「今が旬!脂がのってる本シシャモ!みなさんぜひ、食べてください」
黒:栃木県産 / 白:佐賀県産
■特徴
・広葉樹の倒木などに発生する。コリコリまたはプリプリとした食感が特徴。
・黒いきくらげのほかに、白いきくらげもある。白いきくらげは、口あたりがやわらかいのが特徴。
■新鮮なものの見極め方
・色が濃くて厚みがある。
・表面のツヤがある。
・表面に付着している白い粉はカビではなく胞子なので、水洗いをすれば食べられる。
■保存方法
・石づきを取り除き、ラップに包み、冷蔵庫の野菜室にて保存。1週間ほど保存可能。
■おすすめの食べ方
『きくらげと卵の中華風炒め』
<材料>(2~3人分)
・きくらげ(生) … 1パック
・豚バラ肉 … 150g
・卵 … 2個
・長ねぎ … 1/2本
・ごま油 … 適量
・サラダ油 … 適量
・塩・こしょう … 適量
・料理酒 … 大さじ1
・オイスターソース … 大さじ1~2
<つくり方>
1.きくらげは水洗いし、石づきを取り除き食べやすい大きさに切る。長ねぎは3~4mmの斜め切りにし、豚バラ肉は一口大に切る。
2.卵をといでごま油を熱したフライパンで軽く炒め、皿に取り出す。油をふき取り、サラダ油を熱して豚バラ肉を色が変わるまで炒める。きくらげ、長ねぎを加え、料理酒をふりかけ、塩・こしょうで味を調えてさらに炒める。
3.(2)の卵を加え、オイスターソースを回しかけて軽く混ぜ合わせ、味がなじんだら完成。
『きくらげの酢の物』
<材料>(2人分)
・きくらげ(生) … 50g~100g(1パック)
・きゅうり … 1本
・しょうゆ … 小さじ2
・酢 … 小さじ2
・砂糖 … 小さじ2
・ごま油 … 小さじ2
・炒りごま … 小さじ1
<つくり方>
1.きくらげは石づきを取り除き、1分ほどお湯でゆで、湯切りして千切りにする。きゅうりも千切りにする。
2.しょうゆ、酢、砂糖、ごま油を混ぜ合わせ、きくらげときゅうりを加え、更に混ぜ合わせる。
3.器に盛り付け、炒りごまを振りかけて完成。
■きくらげの紹介
豊洲青果市場 卸 井岡毅志さん
「生のきくらげは匂いも少なく、食感が滑らかで非常においしい食材です。お店で見かけたら是非使ってみてください」