仙台 懐かしの待ち合わせ場所・"水時計" いまはどこに?

今回お答えしていく投稿はこちら!

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覚えてる?仙台・一番町の“水時計”

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仙台市青葉区の一番町四丁目商店街の広瀬通そばに、かつて立っていたという“水時計”。

商店街の振興組合の工藤浩由さんによると、
1982年に商店街のオープンを記念して作られたものであるとのこと。

時計の下部には、仙台市の姉妹都市がある5か国をモチーフにした人形が、
流れ出る水を受け止めるからくりがありました。

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その後、この水時計は仙台の三大待ち合わせスポットの一つになりました。


尽きない“水時計”の思い出。いまはどこに?

この水時計、内部の腐食による倒壊の危険性があることを理由に、2003年に撤去されました。

Twitterや街頭インタビューでは、設置当時の様子を知る方たちから
様々なエピソードが寄せられました。

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たくさんの人の思い出が詰まった“水時計”、いまはどこにあるのでしょうか?

 

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水時計の行方について、SNSに寄せられた投稿をもとに調べたところ、とある場所にたどり着きました。

 

懐かしの“水時計”、ついにご対面!

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水時計、ついに発見しました!
水が流れるからくりは現在動いていませんが、時計は動いています。
姉妹都市の人形も、きれいに残っていました。

現在の水時計、実は仙台市内の介護老人保健施設の庭にあります。
なぜここにあるのか?施設の職員の方に伺いました。

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古き良き時代のものに囲まれ、少しでも穏やかな気持ちで入所者に過ごしてもらえるようにと、
施設が撤去費用を負担してこの庭に設置したとのことでした。

この施設は庭を一般の方にも開放しており、誰でも水時計を見られるようになっているとのこと。

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「知らないうちになくなってしまっていた」と言う人も多い“水時計”。
場所は変わっても、今でも人々に愛され続けていました。

 

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