田大臣は進退を含め
責任を取るべきだ」吉川氏

野田総務大臣がみずからの秘書に関係した、一部の新聞社による情報公開請求の内容を金融庁から開示前に伝えられていたことについて、社民党の吉川幹事長は、情報公開を所管する野田大臣の責任は重大だとして、進退を含め責任を取るべきだという考えを示しました。

野田総務大臣の秘書が金融庁からの説明の場に調査対象だった会社の関係者を同席させていたことに関連し、一部の新聞社が金融庁に申請した情報公開請求の内容が開示前に野田大臣に伝えられていました。

これについて、社民党の吉川幹事長は、記者会見で「情報公開を所管する野田大臣が情報公開の基本的な考え方から逸脱しており、責任は重大だ。野田大臣には事実関係を明らかにする責務があり、ご自身の進退を含め責任を取るべきだ」と述べました。

また、吉川氏は、自民党の杉田水脈 衆議院議員が、月刊誌で、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちについて、「『生産性』がない」などという考えを示したことに対し、「性の多様性を全く無視したもので、人権意識を疑う。杉田氏は謝罪し、議員辞職すべきだ」と述べました。