かにコツコツと」
野田総務相 総裁選に意欲

9月に行われる自民党総裁選挙に立候補したいという意向を示している野田総務大臣は、民放のBS番組の収録で、改めて立候補に意欲を示したうえで、20人の推薦人の確保に向けて、地道に政策を訴えていく考えを示しました。

この中で野田総務大臣は「総裁選挙の中で、アベノミクスをはじめとする安倍総理大臣の政策について、しっかり議論させてもらいたい」と述べ、改めて立候補に意欲を示すとともに、選挙では安倍政権の政策を検証したいという考えを示しました。

そのうえで立候補に必要な20人の推薦人について、「大派閥の一員ではないので、すぐに名前を貸してくれる人はいない。私とともに『こういう日本を作ろう』と思っている人たちときずなを作るような形で、静かにコツコツとやっていきたい」と述べ、推薦人の確保に向けて、地道に政策を訴えていく考えを示しました。

憲法をみずからの手で作るのが自民党

さらに野田大臣は、安倍総理大臣が総裁選挙では憲法改正が大きな争点になるという認識を示したことに関連して「自民党は自主憲法制定が党是だと先輩から常に言われてきた。憲法の一部を変えるのではなく、すべてをみずからの手でつくることが自民党のミッションだと思う」と述べました。