ム放流「徹底的に検証
改善すべき点ないか」首相

西日本を中心とした豪雨災害から1週間となる13日、安倍総理大臣は愛媛県の被災地を視察しました。このあと、安倍総理大臣は、被災地の上流にあるダムの放流に関する情報の周知の在り方に疑問の声が出ていることから、検証したうえで、改善すべき点があれば速やかに対応する考えを示しました。

豪雨災害から13日で1週間となる中、安倍総理大臣は、愛媛県大洲市などの避難所となっている公民館を訪れ、被災した人に、「生活は大変だと思いますが生活支援のほうも進めています。体に気をつけてください」などと声をかけ、励ましていました。

そして、宇和島市役所では愛媛県の中村知事らと会談し、人命救助などに当たる自衛隊の派遣の継続や、上水道などライフラインの速やかな復旧に向けた支援などの要望を受けました。

このあと、安倍総理大臣は記者団に対し、被災地の上流にあるダムの放流に関する情報の周知の在り方に疑問の声が出ていることについて「国土交通省で徹底的に検証し、改善すべき点があれば速やかに改善していく」と述べました。

また、被災者の要望を受けて、13日から、生活必需品の供給や水道や鉄道の復旧の見通しなど、生活支援に関する情報を集約して総理大臣官邸のホームページで公開を始めたことを明らかにしました。