兵庫県「医療体制は危機的
みだりに外出せず自宅で」

大型連休を前に、兵庫県は「医療体制は危機的な状況だ」として、連休中、生活維持に必要な場合を除いて自宅で過ごし、県境を越えた帰省は控えるよう、県民に呼びかけることを確認しました。

大型連休を前に兵庫県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、冒頭、井戸知事は「感染者数の上昇傾向が止まっているとは言えず、不要不急の外出や県をまたぐ移動の自粛を要請する強いメッセージを発出したい」と述べました。

そして会議では、大型連休を前に、医療体制は危機的な状況で、県民に対し、緊急事態宣言下であることを自覚し、責任ある行動を取るよう呼びかけることを確認しました。

具体的には、
▽生活維持に必要な場合を除き、みだりに外出せず自宅で過ごすこと、
▽県境を越えた感染拡大地域などとの往来や、帰省を自粛すること、
▽酒類やカラオケ設備を提供している飲食店などには絶対に出入りしないこと、
▽飲食店への酒類の持ち込みも絶対にやめること、
▽催し物やイベントへの参加を自粛することを、
要請しています。

さらに、若者に対して、路上や公園での飲酒などを絶対にやめることも、求めています。

また、県立学校での部活動について、29日から5月11日までは原則として休止するよう求めることも確認しました。