下派 状況見極めながら
対応検討 総裁選

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐって、竹下派は、状況を見極めながら引き続き対応を検討することになりました。

自民党竹下派は、前回・おととしの総裁選挙で、安倍総理大臣と石破元幹事長のどちらを支持するか派内で対応がわかれ、事実上の自主投票となりました。

31日は所属議員およそ50人が集まって対応を協議し、若手の衆議院議員から茂木外務大臣の立候補を求める意見が出た一方で、一部の参議院議員からは慎重な声が出されました。

派閥の会長の竹下元総務会長は「これまで派閥として一枚岩で戦える体制を作り、候補者を出したいと言い続けてきた。今回は突然のことで準備ができておらず、心の中で大波が揺れているが、どこかで決断しなければならずその時は受け入れてほしい」と述べ、状況を見極めながら引き続き対応を検討することになりました。