いせつ行為で処分の教員
免許再取得 法改正検討急ぐ

教員が懲戒免職になっても、再び教員免許を取得することが可能になっていることをめぐり、萩生田文部科学大臣は、衆議院文部科学委員会で、わいせつ行為で処分を受けた教員について「厳しい仕組みに変えていく必要がある」と述べ、法改正に向けた検討を急ぐ考えを示しました。

この中で、萩生田文部科学大臣は、教員が懲戒免職になっても、処分から3年が経過すれば、再び教員免許を取得することが可能になっていることをめぐり、わいせつ行為で処分を受けた教員について「厳しい仕組みに変えていく必要がある。省内にプロジェクトチームを設け、法改正に向けた課題などを鋭意整理をしている」と述べました。

そのうえで、萩生田大臣は「非常に重要な問題だと考えており、できるだけ速やかな法案提出を念頭に、しっかりと進めていきたい」と述べ、法改正に向けた検討を急ぐ考えを示しました。