家公務員の採用 女性の
割合36.8% 過去最高

この春採用された国家公務員のうち、女性の割合は36.8%と、過去最高を更新しました。

内閣人事局によりますと、この春採用された国家公務員は8461人で、男性が5344人、女性が3117人でした。

女性の全体に占める割合は36.8%で、昨年度から1.4ポイント上がって、過去最高を更新しました。また、政府が目標に掲げる30%を6年連続で上回りました。

女性の割合を中央省庁で比較すると、最も高い外務省は52.4%で半数以上が女性でした。次いで、内閣府の47.8%、法務省の42.9%、総務省の42.8%などとなっています。もっとも低かったのは国土交通省の26.1%で目標の3割を下回りました。

女性の割合が過去最高を更新したことについて内閣人事局は、「女子学生向けの説明会など、採用活動に力を入れた結果だとみられる。女性が働き続けられる環境作りに一層努めたい」としています。