型ウイルス研究開発強化
25億円を追加配分

健康・医療戦略を担当する竹本科学技術担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、新型コロナウイルスの研究開発に向けた体制を強化するための費用として、今年度予算から新たに25億円を配分すると発表しました。

この中では、全国数か所の研究機関や大学に設置されている感染症の研究施設にウイルスの解析装置を導入することなどに18億円、新型コロナウイルスの治療方法の確立に向けて、インフルエンザ治療薬の「アビガン」の臨床研究に3億5000万円を盛り込んでいます。

竹本大臣は、「これらの予算を使って、できるだけ早くこの状況を鎮めるための研究開発に全力を尽くしたい」としています。