北村地方創生担当大臣は、先週の国会審議で明確な答弁ができず、野党側が反発していることについて、「急な質問だった」と釈明したうえで、「職責を果たせるよう真摯（しんし）に取り組み、反省すべきは反省する」と述べ、今後、丁寧な答弁に努める考えを示しました。

新年度予算案の審議が行われている衆議院予算委員会では、先週、「桜を見る会」の公文書管理をめぐって、北村地方創生担当大臣が明確に答弁できず、野党側が反発して退席し、散会しました。

これについて北村大臣は、閣議のあとの記者会見で、「政府参考人の出席が認められない中で、急に専門的で詳細な質問をいただいた状況だったことを理解してもらいたい」と釈明しました。

そのうえで、「各方面からいろいろな指摘や助言をいただいているので、大臣として職責を果たせるよう真摯に取り組み、反省すべきは反省する」と述べ、今後、丁寧な答弁に努める考えを示しました。