問通告の内容漏えいなら
「責任取る」北村地方創生相

国家戦略特区をめぐり政府側に通告した質問内容が事前に外部に漏れていたと国民民主党などが指摘していることについて、北村地方創生担当大臣は内閣府から漏えいした事実はないとしたうえで、漏えいしていた場合は責任を取る考えを示しました。

国民民主党の森ゆうこ議員が国会で政府の国家戦略特区に関する質問を行うのにあたって、政府側に通告した質問内容が事前にインターネット番組で取り上げられるなど外部に漏れていた疑いがあるとして、国民民主党などが調査に乗り出しています。

これについて北村地方創生担当大臣は23日の衆議院内閣委員会で「内閣府の職員が参考人招致の要請を受けた民間人に質問内容をお知らせしたのであり、第三者に知らせた事実はない」と述べ、政府の対応に問題はないという認識を重ねて示しました。

そのうえで野党議員が「内閣府から第三者に情報が漏れていれば北村大臣の責任問題になるのではないか」とただしたのに対し、北村大臣は「内閣府から質問通告の内容が漏えいした事実はないと確認しており、責任問題が生じたときは責任を取る」と述べました。