民「20日に結論を」
国民「持ち帰り」

合流協議をめぐり、立憲民主党の福山幹事長と国民民主党の平野幹事長が会談し、福山氏が、来週20日に開かれる国民民主党の両院議員総会で結論を出すよう求めたのに対し、平野氏は党に持ち帰る考えを伝えました。

国民民主党は、立憲民主党との合流協議をめぐり、15日、衆参両院の議員を集めた懇談会を開きましたが結論は出ず、通常国会の召集に合わせて来週20日に開く両院議員総会でさらに対応を話し合うことにしています。

これを受けて、立憲民主党の福山幹事長と国民民主党の平野幹事長が国会図書館で会談し、福山氏は「通常国会で安倍政権に対じしていくためには、いたずらに時間をかけるのはよくない」と述べ、20日の両院議員総会で合流するかどうか結論を出すよう求めました。

そのうえで福山氏は、翌21日に党首会談か幹事長会談を行って結論を聞きたいと提案したのに対し、平野氏は党に持ち帰る考えを伝えました。

会談のあと、福山氏は記者団に対し「党首間で何回も会談し、お互いぎりぎりのラインまできていると思う。時間を延ばすのではなく、結論を導いてほしい」と述べました。
一方、平野氏は「中身にもよるが、幹事長レベルでの報告になると思うと伝えた。要望は承ったが、合流の可否について報告できるかどうかは別の問題だ」と述べました。