臣不在で対応できない
不安定な危機管理ではない」

河野防衛大臣は、外国訪問の危機管理への影響について「大臣がいなければ対応できないような不安定な危機管理ではない」と述べ、問題はないという認識を示しました。

河野防衛大臣は、今月に入ってタイと中東のバーレーンを相次いで訪れていて、29日からは3回目の外国訪問としてインドを訪れ、日印では初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2に臨みます。

これを前に記者団が「防衛大臣として、国を空けてしまう不安にどう対処するのか」と質問したのに対し「大臣がいなければ対応できないような不安定な危機管理ではない」と述べ、危機管理上、問題はないという認識を示しました。

そのうえで河野大臣は「『防衛協力を進めていく』と防衛大綱でうたっており、自衛隊や防衛省の活動も新しい時代になってきた。統合幕僚長以下、陸海空の幕僚長にもしっかり海外へ出て防衛協力を進めるよう指示している」と述べました。