国務長官「日韓の前進
願う」関係改善に期待

アメリカのポンペイオ国務長官は、日本時間の1日夜7時半すぎ、タイのバンコクで記者会見し、日本の河野外務大臣と数分間、ことばを交わしたことを明らかにしました。そのうえで、ポンペイオ長官は「日韓がともに前に踏み出すための道を見つけ出せるよう願っている。日韓両国との関係は非常に重要だ。ここ最近、高まった緊張を緩和するために、両国が一緒になって方法を見つけてくれることを望んでいる」と述べ、日韓関係の改善に期待を示しました。

米国務長官「バンコクで北朝鮮との協議ない」

アメリカのポンペイオ国務長官は、会見のなかで、北朝鮮について、対話を続ける用意があると強調したうえで、「私がバンコクにいる間に協議を行う機会はない見込みで残念だ。だが、そう遠くない時期に協議は行われるものと、前向きな見通しでいる」と述べました。

タイでは、2日、アメリカや北朝鮮などが参加してARF=ASEAN地域フォーラムが開かれることになっています。

これに合わせて、アメリカと北朝鮮が協議を行うか注目されていましたが、北朝鮮のリ・ヨンホ外相はARFに出席しないことが明らかになっていたほか、米朝双方の実務者どうしの協議も行われないことが確実になりました。